kin.iro.hitodeのレターセット
”特別なレターセット”シリーズです。
こちらのシリーズでは、他のレターセットよりも厚みのある紙【グランベールスーパーホワイト92.5kg】を使用しております。しっとりとした柔らかさ、そしてややラフな紙表面の風合いが素敵な紙です。
物語を綴っているような、そんな気持ちになるレターセット。
子供の頃に好きだった童話の中の登場人物やモチーフが散りばめられた模様です。
便箋は両面カラー印刷。
裏面(文字を書く面)も、物語を綴りたくなるような飾り枠です。
封筒は【ミッドナイトブルー】という名前の、深い紺色の封筒2枚。
(黒に近い、深いお色です)
お揃いの宛名用紙が付いているので、
住所を書いた後に、糊で封筒に貼り付けて使って下さいね。
【すずらんの精】
"すずらんの精"の物語を込めた模様です。鈍色のドレスのすずらんの精霊たちは、すずらんからこぼれる朝露を集め、白いドレスの精霊に生まれ変わります。シックな色合いのパンジーやすずらん。そして森に住んでいるうさぎ。絵本の挿絵のようなひとつひとつの絵が連なり、模様になっております。背景色はなんともいえない薄い黄緑が表現できました。
【内容】
便箋(両面印刷・グランベールスーパーホワイト/A5)・・・8枚
kin.iro.hitodeの他のレターセットよりも厚みがあり、表面はややラフな風合いです。
封筒(ミッドナイトブルー)・・・計3枚
宛名用紙・・・3枚
*宛名用紙は、シールではありません。
物語はこちら。
-まどろむすずらんの精 鈍色のドレス-
そのすずらんの精は、とても怠惰でした。周りの精霊たちがせっせと”すずらんの朝露”を集め、次の旅の準備をしている中、常に1本のすずらんの根元で、まどろんでいるのです。
すずらんから朝露が、ポツ ポツと、半日に1回ほどこぼれて、眠っているすずらんの精のドレスに染み込んでいきます。
「いつまで寝ているの?君は生まれてから今まで、ずっとそこにいる」
働き者のすずらんの精は、まどろんでいるすずらんの精に話しかけました。
「もうすぐここには”夏”がやってくる。すずらんは枯れて、私たちには移動する力は無くなるのよ。あなたのドレスはいつまでも鈍色ね。朝露を集めて、白いドレスにならないと、”手遅れ”になるわよ」
ほとんど白くなったドレスを翻して、働き者の精は飛んで行きました。
(だって本当に眠くて、、すずらんの根本で眠るのは、とても気持ち良いのだもの、、ここにいるだけで、少しは朝露が染み込んでいくのだから、一石二鳥だわ)
まどろんでいるすずらんの精は、寝返りをうちました。
つづく。
kin.iro.hitodeのレターセット
”特別なレターセット”シリーズです。
こちらのシリーズでは、他のレターセットよりも厚みのある紙【グランベールスーパーホワイト92.5kg】を使用しております。しっとりとした柔らかさ、そしてややラフな紙表面の風合いが素敵な紙です。
物語を綴っているような、そんな気持ちになるレターセット。
子供の頃に好きだった童話の中の登場人物やモチーフが散りばめられた模様です。
便箋は両面カラー印刷。
裏面(文字を書く面)も、物語を綴りたくなるような飾り枠です。
封筒は【ミッドナイトブルー】という名前の、深い紺色の封筒2枚。
(黒に近い、深いお色です)
お揃いの宛名用紙が付いているので、
住所を書いた後に、糊で封筒に貼り付けて使って下さいね。
【すずらんの精】
"すずらんの精"の物語を込めた模様です。鈍色のドレスのすずらんの精霊たちは、すずらんからこぼれる朝露を集め、白いドレスの精霊に生まれ変わります。シックな色合いのパンジーやすずらん。そして森に住んでいるうさぎ。絵本の挿絵のようなひとつひとつの絵が連なり、模様になっております。背景色はなんともいえない薄い黄緑が表現できました。
【内容】
便箋(両面印刷・グランベールスーパーホワイト/A5)・・・8枚
kin.iro.hitodeの他のレターセットよりも厚みがあり、表面はややラフな風合いです。
封筒(ミッドナイトブルー)・・・計3枚
宛名用紙・・・3枚
*宛名用紙は、シールではありません。
物語はこちら。
-まどろむすずらんの精 鈍色のドレス-
そのすずらんの精は、とても怠惰でした。周りの精霊たちがせっせと”すずらんの朝露”を集め、次の旅の準備をしている中、常に1本のすずらんの根元で、まどろんでいるのです。
すずらんから朝露が、ポツ ポツと、半日に1回ほどこぼれて、眠っているすずらんの精のドレスに染み込んでいきます。
「いつまで寝ているの?君は生まれてから今まで、ずっとそこにいる」
働き者のすずらんの精は、まどろんでいるすずらんの精に話しかけました。
「もうすぐここには”夏”がやってくる。すずらんは枯れて、私たちには移動する力は無くなるのよ。あなたのドレスはいつまでも鈍色ね。朝露を集めて、白いドレスにならないと、”手遅れ”になるわよ」
ほとんど白くなったドレスを翻して、働き者の精は飛んで行きました。
(だって本当に眠くて、、すずらんの根本で眠るのは、とても気持ち良いのだもの、、ここにいるだけで、少しは朝露が染み込んでいくのだから、一石二鳥だわ)
まどろんでいるすずらんの精は、寝返りをうちました。
つづく。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※送料は別途発生いたします。詳細はこちら
※¥7,500以上のご注文で国内送料が無料になります。